栃木市に生まれる。近年までは大学等で美術教育の教育理論を教えながら、絵画の発表を行ってきた。高校は美術教員の福富実先生が東京美術学校出身(東京藝術大学)であり、専門的な美術の授業は興味深いもので、油絵に興味を持った。高校卒業後2年浪人し、運よく東京藝術大学美術学部絵画科(油画専攻)に合格し、卒業後は同大学院修士課程[絵画専攻]に在籍しながら、美大予備校の新宿美術学院に勤務し、62年10月より塚原哲夫先生の紹介で小山工業高等専門学校の美術の非常勤講師も兼務した。平成3年4月東京学芸大学美術学科助教授となり、平成10年12月に教授となる。平成12年4月より東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科学校教育学専攻博士課程を担当し、16年より博士課程芸術系教育講座主任を務める。平成18年4月より芸術スポーツ科学系学系長を務め、23年4月より博士課程研究科委員を務めたのを最後に平成26年定年退職し名誉教授となる。その間、平成22年4月より31年まで白鴎大学教育学部の非常勤講師を兼務した。